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実家暮らしの児童扶養手当

  • 執筆者の写真: Rinりん
    Rinりん
  • 2020年7月2日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年12月17日


投稿日  2020.7.2

更新日 2021.12.17


こんにちは、Rinりんです。

離婚(別居・婚姻費用調停・離婚調停・法テラスを利用・弁護士へ依頼)を経験しました。その体験が誰かの役に立てばいいなと思い自分の体験をまとめました。


離婚したらどこで生活しよう…実家・公営住宅・賃貸住宅と考えたと思います。もし実家に住んだ場合、児童扶養手当は支給されるのか調べました。

児童1人の場合、全額支給と判定されると現在(2021.12.17)は43,160円の支給になります。


家族の収入、年齢、扶養者が何人なのか、自分の計算方法と、父親の計算方法では金額違う場合があります。詳細や加算、私が聞いたことをお伝えします。



実家の家の写真

実家で生活する場合、児童扶養手当は支給されるの?

【結論】 条件を満たせば支給されます。


市区町村によっては、世帯を分けている場合、玄関が二つあるか、水道料金が別になっているか等の世帯が別になっているかの確認があるかもしれません。

私の場合、確認はありませんでした。



【条件】 収入(自分と扶養義務者の所得限度額)

自分の所得限度額の他に、一番所得の多い人の所得が限度額を超えているか確認されます。

自分が児童扶養手当の支給対象でも、家族と同居する場合、家族の中に高収入の方がおられれば支給されません。そのため、支給条件を検索しまくった時期がありました。控除がわかりにくく、計算してもギリギリもらえない金額(自分の計算上)だったので、窓口へ確認に行きました。



所得額の計算(例)

例 家族構成
自分 年収 160万 所得87万
(児童扶養手当全額支給対象)
子ども 保育園児 1名     
父親 60歳代 年収460万 所得300万
祖父 70歳以上
祖母 70歳以上

一番所得の多い人は父親になります。
世帯は、自分・子どもで別世帯とします。
住宅 二世帯住宅(玄関2つあり)

①所得額の確認(自分の分)  

>>>児童扶養手当で確認

②所得額の確認(父親の分)

扶養義務者の所得限度額を確認


扶養親族等の数:扶養義務者の所得限度額 

 0人   236万円

 1人   274万円

 2人   312万円

 3人以上 以下38万円ずつ加算 


例の場合、父親の所得限度額は、扶養者2人(祖父母分)で312万円となります。 



②-1 限度額に加算されるもの

老人扶養親族がいる場合は6万円/人

(ただし、扶養親族等が全て老人扶養親族の場合は、1人除く)


例を見ると、老人(70歳以上)は2人いますが、1人除くとあり1人分の加算になります。

つまり、加算6万円


私は、老人とは70歳以上と知り、2人いるのに1人分の加算しかされないことを確認しました。1人減らされる考えがよくわからない…。


※ 私(請求人本人)が祖父母を扶養する場合は 10万円/人となり、父親とは加算される金額が違いますので注意が必要です。



②-2 諸控除の額

社会保険料相当額(一律控除) 8万円

障害者控除   27万円

勤労学生控除

※寡婦(夫)控除

※寡婦特例   35万円 

特別障害者控除 40万円

配偶者特別控除 地方税で控除された額

医療費控除等  地方税で控除された額


※寡婦(夫)控除、寡婦特例は、扶養義務者に適用

(例の場合、諸控除の対象になりません。)





②-3 結果


例を見ると

②  所得限度額 312万円

②-1 加算     6万円

所得限度額が318万円以下となります。


②-2 控除    △8万円

父親の所得 300万円△8万円=292万円


結果 318万円以下となり支給されます。


※ 私が聞いた内容です。その他の控除、加算があるかもしれませんので、

  窓口でご確認お願いします。


ポイント
・父親の定年
もし現時点で支給対象外の場合でも、年収の高い父親が定年退職し、年収が下がる場合があります。退職時期を確認するのも一つだと思います。

・世帯と扶養
世帯が別になっているかで計算が変わってきます。
自分の年収がしばらく少ない場合(小さい子どもが3人いて長時間働くのが難しい等)父親の扶養に入る方法もあります。父親の扶養人数が増え、所得限度額も変わってきます。


②-4 今後の年収の変化

自分の年収が上がった場合、子どもだけでなく、父親、祖父、祖母も扶養入れることを考えています。また、祖父母の痴呆症が進むと障害者控除の対象になるかの確認が必要と思っています。


とうとう、家族を扶養する側になります。

父親は嘱託勤務を終え、これからの収入は年金と農業になります。給与収入は私一人…。

祖父母は高齢のため年金収入のみで、少しだけ畑をしています。

自分と子どもの生活だけではなく、親、祖父母の扶養も視野に入れないといけません。



窓口に問い合わせる

私は、その他控除や老人とは何歳から?その他控除等がわからず電話しました。

同居予定の家族の人数・年齢・状況を伝え、必要書類を確認し、相談日時を予約しました。予約日当日、私の源泉徴収票、父親の確定申告の控え等を持って窓口へ確認に行きました。


支給されないかも…と思っても実際は支給されるかもしれません。

知らない条件があるかもしれないので、思い込みで判断せず、しっかり確認しましょう。


※お住まいの市区町村にお問い合わせください。





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